着付けは難しくない!?着付け教室に関するアンケート調査結果!
豊かな自然と美しい四季を持つ日本で生まれた着物は、成人式や卒業式、結婚式、七五三など人生の大切な節目にふさわしい装いです。着物を着ると気持ちが引き締まり、不思議と背筋が伸びる人も多いのではないでしょうか。しかし着付けには着物と帯以外にもたくさんの和装小物が必要で、それらの正しい扱い方を知っておかないとすぐに着崩れてしまう可能性があります。
美しい着姿でお出かけを楽しみたいなら着付け教室に通って着付けを基礎からじっくり学ぶのがベストです。この記事では大阪の老舗呉服店が実施した「着付け教室の利用に関するアンケート調査」をもとに、利用者の声をお届けします。
着付け教室に対する受講者の声
引用元:https://www.dreamnews.jp/press/0000261321/
大阪で着付け教室を運営している老舗呉服店が着付け教室を利用したことがある人を対象に「着付け教室の利用に関するアンケート調査」を行いました。今回のアンケートの総回答数は194人で、内訳は女性86%、男性12%、無回答2%となりました。それではアンケート結果を見ていきましょう。
どのような指導方法で着付けを学んだ?
「少人数クラス制」で着付けを学んだ人が全体の60%強、次いで「対面のマンツーマン指導」が29%、「オンライン指導(WEB会議形式)」が3%、「通信教育」が2%という結果に。着付け教師から対面型で指導を受けたのは全体の9割近くであることがわかりました。
直接コミュニケーションを取りながら楽しく着付けを学びたいことが読み取れます。
着付けは難しくない!?95%の人が半年以内で着付けを習得できたと回答
「どれくらいの期間で着付けができるようになりましたか?」という質問に対し、「2~3回」は9%、「1カ月以内」は35%、「3カ月以内」は39%、半年以内は12%、「それ以上」は5%でした。
着付けは難しいイメージがありますが、95%の人が半年以内で着付けを習得できたと回答しました。着付け教室に通えば着物初心者でも無理なく学べそうです。
着付け教室に通って良かった点は?
「正しい着付けを学べた」「着付けだけでなく、和装時の食事マナーや所作なども身に付いた」「ひとりで着付けができた時の喜びと達成感があった」「人に着せる技術も学べた」「着付けの奥深さを知ることができた」など、「着付け教室に通ってメリットが得られた」という声が多く上がりました。初心者でもわかりやすい指導方法で教えてくれる着付け教室なら、着物をより身近に楽しめるのではないでしょうか。
着付け教室に通って悪かった点は?
「オンラインで着付けを習ってもコロナ禍でお出かけする機会がなかった」「着物を着付ける出番がなく、帯のアレンジを忘れてしまった」「着付け教室へ通う時の荷物が多い」といった意見もありました。着物を着る機会がなかったら着付けの手順を忘れてしまうこともあるので、定期的に着物に触れておくと良いかも知れませんね。
自分に合った着付け教室を探そう!
今回ご紹介したアンケート結果から、全体の9割が対面型のレッスンを受講していたことがわかりました。直接教わる対面型レッスンは着付けの疑問をすぐに解決できるので、初めて着付けを学ぶ方でも比較的学びやすいです。
大手教室、個人経営、自治体の教室など、着付け教室にはさまざまなタイプがあり、指導方法や雰囲気、サポート制度、費用にも違いがあります。自分に合った着付け教室に通い、着付けスキルを身に付けてみてはいかがでしょうか。