着物で初詣におでかけ! 大阪のおすすめ神社仏閣3選 part2
初詣に着物を着ておでかけしたいと思っている方もいるでしょう。昨年ご紹介した「【2023年】着物で初詣におでかけ! 大阪のおすすめ神社3選」では、「住吉大社」「大阪天満宮」「大阪城豊國神社」をご紹介しましたが、大阪にはこの他にもさまざまな神社仏閣があります。そこで今回は、着物を着て訪れたい大阪の初詣スポット第2弾として、新たに3か所をご紹介します。
着物を着て初詣に訪れたい! 大阪の神社仏閣3選
今回ご紹介するのは、「露天神社」「今宮戎神社」「成田山不動尊」の3か所です。いずれも歴史がある神社や寺院で、毎年多くの人が初詣に訪れています。さっそく、それぞれどんな神社仏閣なのか詳しくみていきましょう。
露天神社
まず、ご紹介するのは、「露天神社(つゆのてんじんじゃ)」です。大阪市北区にあり、最寄りの東梅田駅からは徒歩5分ほどで到着します。御祭神は、少彦名大神、大己貴大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真公です。
露天神社は、近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」の舞台としても知られており、その登場人物の名前から「お初天神」とも呼ばれています。曽根崎心中は、悲しい恋の物語ですが、カップルが恋を貫いた話であることから、縁結びの神社としても親しまれていますよ。
また、2013年には恋人の聖地にも登録されています。縁結びのお守りや、恋みくじなどを扱っているため、恋愛成就の祈願などをしたいという方は、ぜひ初詣に訪れてみてはいかがでしょうか。
【露天神社の詳細情報】
所在地:大阪府大阪市北区曽根崎2丁目5番4号
アクセス:地下鉄谷町線「東梅田駅」より徒歩約5分
今宮戎神社
続いてご紹介するのは、大国町駅から徒歩5分の場所にある「今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)」です。1260年から続く由緒ある神社で、天照皇大神、事代主命、素盞嗚命、月読命、稚日女命を御祭神としています。
今宮戎神社は、とくに商売繁盛の神社として知られており、1月9日から11日に行われる「十日戎」が有名です。十日戎では、毎年、福笹を求める人たちでにぎわうため、こちらも初詣とあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
今宮戎神社というと、上記のような十日戎のイメージがある方も多いかもしれませんが、初詣にも多くの人たちが訪れています。1月1日からは限定の御朱印の授与なども行われるので、御朱印を集めている方は、初詣の証としていただいてはいかがでしょうか。
【今宮戎神社の詳細情報】
所在地:大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6番10号
アクセス:地下鉄御堂筋線「大国町駅」より徒歩5分
成田山不動尊
最後にご紹介するのは、香里園駅から徒歩約15分、京阪バスで約5分ほどの場所にある「成田山不動尊(なりたさんふどうそん)」。千葉にある成田山新勝寺の別院であり、本尊は不動明王です。
成田山不動尊は、自動車の祈祷をする専用の祈祷殿があり、交通安全祈願のスポットとしても有名です。1月1日から31日までは、新年お車安全祈願大祭を実施。車以外で訪れた場合も、車のナンバーをメモするなどしておけば、ご祈祷を受けられます。
また、成田山不動尊では、新年に大門松が置かれるそう。大門松は、13メートルもの高さのある門松で、黒松や赤松、竹などが使われています。縁起ものである門松をぜひ、一目見に訪れてみてはいかがでしょうか。
なお、成田山不動尊の周辺では、1月1日から1月3日まで交通規制が実施されています。車で訪れたいと思っている方は、ご注意ください。
【成田山不動尊の詳細情報】
所在地:大阪府寝屋川市成田西町10番1号
アクセス:京阪電気鉄道京阪本線「香里園駅」より徒歩約15分、京阪バスで約5分
防寒対策を整えた着物姿で初詣に!
着物で初詣に行く際に気を付けたいのが「防寒対策」です。人気のスポットは、行列になることもあるため、冬用の暖かいインナーや、着物用のアウターを用意したりするなどして、しっかりと防寒対策をするようにしましょう。
また、着物では、上記に加え、首・手・足を冷やさないような対策をすると良いです。マフラーや手袋、冬用の足袋などを駆使し、防寒対策を整えた上で、着物姿での初詣を楽しんでくださいね。