冬の着物は防寒対策をバッチリと！ 暖かくしておでかけを楽しもう

着物を着ておでかけしたいと思っていても、寒い日の外出は、ついつい億劫になってしまうものです。そんなときこそ、大切なのが防寒対策です。防寒対策をしっかりとすることで、寒い冬でも着物のおでかけを楽しめますよ。

そこで今回は、冬に着物でおでかけしたい方向けに、防寒対策についてご紹介します。これからの季節、着物でおでかけをしたいと考えている方は、要チェックです。

寒い日も暖かく！ 着物の防寒対策のポイントは？

「着物の防寒対策はどうすれば良いの？」と悩んでいる方もいるかもしれませんね。着物の防寒対策は、洋服と同じ部分もありますが、着物だからこそ気を付けたい部分もあります。ここからは、着物の防寒対策のポイントをご紹介していきます。さっそく見ていきましょう。

【着物の防寒対策1】インナーは暖かい物を選択

まず、着物を着る前に意識したいのが、インナーです。冬に洋服を着る際、冬用の防寒に優れた暖かいインナーを着る方が多いと思いますが、着物でも同様に、冬用のインナーを選択すると暖かいです。

ただし、洋服用に作られた物は、外からインナーが見えてしまう場合があるので、注意してください。和装用の物であれば、着物を着ても見えないように設計されているので安心です。洋服用と兼用したい方は、襟ぐりの広いインナーを選ぶと良いでしょう。

また、袖や裾が長すぎるインナーも避けた方が良いでしょう。袖や裾からインナーが見えてしまうと、残念な印象になってしまいます。見た目と暖かさを両立したインナーを選びたいですね。最近は、様々な商品が登場していますから、ぜひ自分に合った物を選択してください。

【着物の防寒対策2】着物の上から羽織れるアウターを用意

冬に着物でおでかけする場合は、着物の上から羽織れるアウターも用意しておくと良いでしょう。その際に意識したいのが、袖についてです。着物は洋服と比べると袖が長いため、一般的な洋服用のアウターだと、上手く着られません。

そのため、着物用のアウターを用意しておくと安心です。着物用のアウターは、袖口がゆったりとしているので、袖を意識せずに着られるが特徴です。オシャレなデザインの物も多いので、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

洋服を着るときに兼用できる物を探している方は、袖口にゆとりがある物やポンチョなど、袖の心配をしない物を選ぶのがおすすめです。実際に試着をしてから購入すると、失敗が少ないですよ。

【着物の防寒対策3】首・手・足を冷やさない

着物の防寒対策をする際に気になるのが、首・手・足の部分です。インナーやアウターの対策とあわせて防寒することで、さらに暖かさを感じることができるでしょう。

首は、マフラーやストール、ショール、ファーなどで防寒をすると良いでしょう。コーディネートのポイントにもなってくれるので、オシャレな物を選びたいですね。手は手袋を付けると良いでしょう。長さがある物やアームウォーマーもあわせて利用すると、腕まで防寒対策をすることができますよ。

足は、冬用の暖かい足袋を使うのはもちろん、和装用のストッキングを履いたりすることで、防寒対策ができます。また、足先がカバーされた防寒用の草履を利用するのも良いでしょう。雨や雪から足を守ってくれる、草履カバーも防寒対策として有用ですよ。

寒い冬は、防寒対策をして着物でおでかけを！

今回は、着物の防寒対策におけるポイントをご紹介しました。寒いからと言って、着物でおでかけしないのは勿体ないです。お気に入りの防寒対策アイテムを揃えれば、着物でのおでかけがさらに楽しくなるでしょう。本格的に寒くなる前に、ぜひ今回の記事を参考に、着物の防寒対策を整えてみてはいかがでしょうか？