観光やデートにおすすめ!大阪で有名な祭り7選
日本には数多くの神社仏閣があり、各地に伝統文化が息づいています。地域の歴史・風土・文化を表す祭りも多く、祭事・神事であると同時に地域活性化を担う大切なイベントでもあります。
商業の街として栄えた大阪には浴衣姿でお出かけしたくなる夏のイベントが盛りだくさん!浴衣は着物よりも着付けが簡単なので、普段着物と触れ合う機会が少ない方も自分で着られるようになりますよ。
そこで今回は、浴衣が似合う大阪の祭りを7選ご紹介いたします。
天神祭
日本三大祭りの一つである天神祭は、学問の神様「菅原道真公」の命日にちなんだ縁日。毎年7月24日、25日と決まった日程でおこなわれる夏の都市大祭です。美味しくて楽しい屋台グルメやライトアップされた大阪城など、家族連れはもちろん観光やデートにもおすすめ◎いつもとは違う大阪の街を味わうことができます。
特におすすめなのが25日夜の天神祭奉納花火!桜ノ宮公園・川崎公園の2地点から4000~5000発もの花火が夜空を美しく染めます。天満宮の梅を模した「紅梅」は天神祭でしか見られない特徴的な作品です。魅力あふれる天神祭で素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
住吉祭
大阪中を清める意義を持つ住吉祭は、大阪市住吉区にある住吉大社でおこなわれる大阪三大祭りの一つです。古くから「おはらい」としての神事と認識されている祭で、毎年7月30日から3日間開催されます。大神輿や鳳輦、獅子舞、子どもたちが曳く船の山車など、総勢1200人以上の行列が堺の宿院頓宮まで巡行します。担がれる大神輿の重さは約2トン!迫力のある神輿が大和川の川中を練り歩く様子は圧巻です。
住吉大社の鳥居に設置してある茅の輪には厄除けや無病息災の意味があるので、訪れた際は必ずくぐるようにしてくださいね。
愛染祭
天神祭、住吉祭に並び、大阪三大祭りの一つとして親しまれている愛染祭は、593年から続く日本最古の夏祭りです。大阪市天王寺区にある和宗総本山四天王寺別院「愛染堂勝鬘院」で毎年6月30から2日間開催され、盛大な縁日と宝恵駕籠行列が大阪を彩ります。愛染祭期間中は御本尊と多宝塔が開帳されるので、一般参詣客も疾病退散や招福を願うことができますよ♪
生國魂祭
大阪三大祭りの先駆けとなる生國魂祭は、生國魂神社の祭礼の一つ。毎年7月11日、12日に開催され、両日共に神輿や獅子舞、太鼓などの「お練り」がおこなわれます。メインイベントは元来の鎮座地である大阪城への渡御で、枕太鼓や大勢の人馬が威勢よく大阪の夏を彩ります。参道には多くの屋台が出店するため、観光やデートにもぴったりです。
梅田ゆかた祭り
梅田ゆかた祭りは2012年から取り組みが始まったエリアイベントです。大人数で集まり輪になって踊る「盆踊り」や夏の暑さを和らげてくれる「打ち水」など、都会にいながら日本の伝統文化を体験できる催し物がたくさんあります。
大阪梅田エリアに加え、周辺商業施設でもさまざまなイベントを実施するので盛り上がること間違いなし!夏を彩る浴衣姿で小粋な街遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
堺大魚夜市
堺大魚夜市は、堺市堺区にある大浜公園で毎年7月31日に開催される夏祭りです。魚市と夜市が一緒になった祭事で、鎌倉時代から始まったと言われています。
19時からおこなわれる豪快な魚競りは誰でも参加OK◎威勢のいい掛け声と買い物客の熱気で非常に賑やかです。他にも屋台や企業のPRブースが設けられており、例年30万人ほどの人が訪れます。
なにわ淀川花火大会
8月を過ぎると大阪の夜空を熱くする、なにわ淀川花火大会が開催されます。なにわ淀川花火大会は淀川を舞台とした夏の一大イベントで、地元の人や観光客で賑わいます。地域密着の手作り花火大会ながらもその規模は都市型花火では全国トップクラス。花火師が丹精込めて作り上げた花火は、心が奪われてしまうほど美しいです。
まとめ
観光やデート一度は訪れてみたい大阪の夏祭りをご紹介いたしました。
通気性・吸湿性に優れた浴衣は夏のイベントに最適です。帯を結ぶことで背筋が伸び、日常とは違う前向きな気持ちになれます。美しい浴衣姿でお出かけすると日本の伝統行事に溶け込むように観光できます。また、浴衣の着付けをマスターするといつでも気軽に浴衣を楽しめるので大変便利!浴衣の着付けは着物の基本に繋がるので、覚えておいて損はありませんよ♪
夏の屋外イベントは天候や新型コロナウイルスの感染状況によって中止になる場合があります。事前に公式サイトから最新情報を確認するようにしてくださいね。
お気に入りの浴衣で夏の思い出を彩ってください。