着物を身近に感じられるイベントが全国で開催!着付け教室で日本の心を学ぶ
七五三や成人式、結婚式、卒業式など、人生の節目で着物に袖を通す機会は何度かあります。
しかし、和装は洋服のように簡単に着ることは難しく、着付けのプロにお願いすることがほとんどなのが現状です。
もし自分で着付けができたら、着物を着るハードルは下がり、着る機会もぐっと増えるのではないでしょうか。
そこで全国に店舗を展開している大手着物販売店は、着物をもっと身近に感じてもらえるよう、さまざまなイベントを開催しました。
着物への造詣が深まるのはもちろんのこと、着物スタイルを自由に楽しめる企画が盛りだくさんのイベントは、各地で大盛況。
あらゆる世代に着物の楽しさ、豊かさを伝える着付け教室やそのイベントについてご紹介します。
着物をもっと身近に!「超・時短」「超・自由」「超・お得」な着付け教室
日本有数の大手着物メーカーでは、「超・時短」「超・自由」「超・お得」をコンセプトにした着付け教室を全国各地にオープン!
「着付けに時間がかかる」「格式が高く、窮屈」「お金がかかる」といった着物へのマイナスイメージを払拭する着付け教室を目指します。
着物をさらに深く知れるイベントを各地で開催
着付け教室の開校以外にもさまざまなイベントを催し、話題となりました。大手着物メーカーの創業地である福岡の「食」や「職」に着目したイベントでは、福岡有数の観光地へ足を運び、美味しい博多グルメを満喫。
また普段は訪れることができない博多織工場にも足を運び、美しい反物が織られていく様子を間近で見るといった貴重な体験も可能です。さらに、着物業界で活躍する女性作家9人と意見交換ができる「きものフォーラム」といった未来志向のイベントも精力的に開催しています。なかでも、日本全国17か所で開催された日本最大級の着物イベントでは、作り手と買い手が直接交流できるとあって、2,000人以上が来場し、大好評を博しました。
オンラインの接客など工夫を凝らして裾野を広げる
着物と言えば、店頭販売が主流です。しかし新型コロナウイルスの感染拡大により、店舗に直接足を運ぶのが難しくなってきました。そこで対面だけではなく、オンラインでの接客も活用し、活路を見出すお店も増えてきました。
オンラインでの接客は、20~40代という着物に馴染みがない比較的若い世代にも利用しやすいのではないでしょうか。さらに着物よりハードルが低い、浴衣の着付け教室を中学生向けにも展開している大手着物メーカーも。この教室は子どもの頃から和装に興味を持ってもらうことを目的としています。
この他、全国の教室で着付け教室をおこなったり、自宅へ講師を招き富裕層向けの着付けコースを設立したりと、さまざまな工夫を凝らして着物の普及を目指す努力を重ねています。
まとめ
日本の文化である着物は、一部の着物愛好家のためだけのものではありません。人生のハレの日はもちろん、ちょっとしたお出掛けや観劇などで、着物を着ると気持ちが晴れやかになり心が豊かになります。
自分で着付けができれば着物を好きなときに自宅で着られますし、着崩れてもすぐに直せます。所作や立ち振る舞いも自然に美しくなり、良いことばかりです。
さまざまなイベントで和装に触れることで、着物への関心や造詣が深まり、日本人の心を学ぶことができます。日本の美しい文化である着物を身近に感じられる催しは全国でおこなわれているので、気になるイベントがあれば、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。